2014-04-24 第186回国会 参議院 法務委員会 第12号
そして、私の住んでおります埼玉県におきましては、狭山事件で石川一雄さんが無実の罪を訴えて法廷闘争中であります。両事件とも、一九六六年、また一九六三年に起きたものでありまして、五十年間、事件が起きてから約半世紀たってもまだこのような冤罪であるという主張が両氏からなされているわけであります。
そして、私の住んでおります埼玉県におきましては、狭山事件で石川一雄さんが無実の罪を訴えて法廷闘争中であります。両事件とも、一九六六年、また一九六三年に起きたものでありまして、五十年間、事件が起きてから約半世紀たってもまだこのような冤罪であるという主張が両氏からなされているわけであります。
これを学んで刑事裁判官はその適正な判断ができるようになるんだということでこれはなっていますけれども、この中で、有罪の事例はこういう事例があったんだ、だからこういう認定の方法を考えるべきなんだということで紹介されていて、その中に布川事件が入っている、名張毒ブドウ酒事件が入っている、狭山事件が入っている。名張も狭山も今、再審開始決定に向けて、再審審で証拠開示の問題が一定程度進んでいるわけですよ。
そして、昨年、冤罪の可能性が指摘されてきた布川事件の再審開始決定が確定、再審請求中の狭山事件についても、第三次再審請求にかかわる三者協議の中で東京高裁が検察側に対して初めて証拠開示を勧告し、再審に向けた動きが見られます。
自白の信憑性が問われていくということがありまして、今なお、再審事案ですけれども、例えば袴田事件であるとか狭山事件というのがあります。それぞれが本裁判になって自白を翻しているということであります。
例えば狭山事件の場合も、積み上げれば二、三メートルあるくらいの資料があるらしいです。その中に、果たして弁護側から見て新たな証拠だと言われる物が全くないと言い切れないと私は思うのですが、言い切りはるわけですか。とりあえず二点、お願いします。
そのとき、九八年の十月二十八日、二十九日、ジュネーブで、政府報告書にかかわる審査で、この証拠開示にかかわる、しかも狭山事件にも直接かかわって、各国の委員からいろいろなやりとりがされている。基本は、要するに、検察官が公判に提出しようとする情報しかアクセスが認められていないということについて問題にしていたわけです。
これは、参考資料としてお配りさせていただきましたのは、七月二日付の毎日新聞の全国版で一面広告をされたものなんですが、タイトルが「狭山事件の「眠っている証拠」を隠さないで出してください」という、狭山事件の再審を求める文化人の会というところが意見広告をされたものでございます。
○林紀子君 狭山事件の教材化とかゼッケン登校というのがどういうものか詳しくは御存じないということですけれども、実情は部落解放同盟の運動方針の一つである狭山裁判闘争を狭山の節目教育、こういうふうに位置づけまして現場教育に押しつけているわけです。
○衆議院議員(熊代昭彦君) ゼッケン登校や狭山事件の教材化については十分には承知しておりません。そういうものもあるのだというような話を若干聞かせていただいておりました。
例えば、いまだに狭山事件の教材化やゼッケン登校、こんなことが行われているというのを熊代発議者は御存じだと思いますが、いかがですか。
学校現場では、人権教育と称して、狭山事件の教材化、同和地区児童の身分暴きと解放の戦士の育成、物言えぬ人権参観・懇談の押しつけ、生徒や教師が確認・糾弾の対象にされるなどの実態が現にあるのであります。人権教育の法定化は、こうした偏向教育、確認・糾弾を逆に励まし、助長することになり、賛成できません。 以上の理由から、本法案に対し強く反対することを表明し、討論といたします。
なお、いわゆる狭山事件における証拠の開示につきましても、検察当局においてただいま申し上げた観点を踏まえて適正に対処しているものと承知しております。
と申し上げますのは、例えば私は時々言うのでございますが、狭山事件、これなども冤罪の主張をしているわけでございまして、そのことのために証拠の開示が欲しい、証拠開示すれば無罪を証明する証拠があるはずである、こんなようなことを言われておるわけでございまして、私は、この事件によりまして、二つのことが指摘できると思うのであります。
特に、今の問題については、まさにこの狭山事件に関連して、アクセスする権利がないと一般論として言っておられるわけです。その点について、今のようなお答えは私は非常に不満であります。
いわゆる狭山事件についての問題でありますが、狭山事件というのは、もう御存じと思いますけれども、一九六三年ですから、今から三十六年前に女子高生が狭山において殺害されたという事件でございます。その被告人であった石川一雄さんが死刑判決を受け、さらに二審で無期懲役、そしてその後現在まで一次再審、二次再審と続いておりまして、今月の七月八日に東京高裁が、第二次の再審請求について十三年目にして棄却決定をした。
この問題については、背景として、もう御存じのとおり、再審に係る証拠の開示、狭山事件などを中心にして問題がずっと指摘をされてきたこと、これは法務省の方でも十分御存じのところであろうというふうに思っているところです。
先生の今御指摘のあります狭山事件につきましても、現在、事件を担当する検察官と弁護人との間で個別にまだ協議が断続的ではございますが続いている状況というふうに理解をしているところでございます。
○国務大臣(陣内孝雄君) 狭山事件につきましては、現在東京高等裁判所で再審請求が係属中でございます。公判に提出していない記録の開示につきましては、事件を担当する検察官と弁護人側との間で個別に協議をしている、このように承知いたしておりますので、法務大臣の立場としてはお答えする立場じゃないんじゃないか、このように考えます。
御案内のとおり、狭山事件という事件がございまして、埼玉県の石川一雄さんは、部落差別によると見られる差別事件に当たったんでございます。これらの部落差別の問題について少しお話ししながら、日本の人権行政について意見を申し上げてみたいと思いますので、よろしくお願いいたしたいと存じます。
まず一つは、特に狭山事件を中心とする同和問題でたびたび明らかになっております証拠開示の問題なんです。 実は、勧告二十九の項目のうち強く勧告するというのが四つあるんです。それから、再度勧告するというのが二つあるんです。その再度勧告をするということの一つが、この証拠開示問題です。つまり、第三回報告に対して是正を勧告した九三年、既に一回勧告がなされている。それに対して、今回も改善がなされていない。
○下稲葉国務大臣 今のお尋ねは、カナダの冤罪事件を担当した、マーシャル事件を担当されましたスティーブン・アーロンソンさんという弁護士さんからカナダ駐箚日本国大使あての「日本における狭山事件」と題する手紙に関するものと思いますけれども、その手紙が、外務省を経由いたしまして今月八日に法務省に参っておるというふうに承知いたしております。
○北村(哲)委員 狭山事件の再審弁護団が昨年の七月十一日に出した上申書の中には、殺害現場のルミノール反応があるはずだというふうにさらに言っているのですけれども、再度その点の御調査をされるという、そういう御意思はあるでしょうか。
○下稲葉国務大臣 この手紙の内容は、要するに狭山事件の全証拠の開示を求めているということで、カナダにおいては検察官に公判前あるいは公判中にかかわらず証拠開示を義務づける規定があります、日本にこのような規定があれば狭山事件の被告人は無罪になっていたのではないかというふうなことで、狭山事件の全証拠を開示するように法務大臣に、検察官及び警察に勧告しろ、こういう内容でございます。
そして、御存じのとおりの、狭山事件の石川一雄君の再審開始についての強い願いを込めての集会でございました。そして、これにつきまして、何としても検察が持っております証拠を提出してくれ、そして、何としても冤罪であるので再審開始をしてくれ、そして真実を私たちの前に明らかにしてほしいという願いでございました。 私も御招待をいただきまして、一言だけお話を申し上げてまいりました。
さてそれで、もう時間が余りありませんから申し上げたいと思いますが、先般来、いわゆる狭山事件と言われる石川氏の仮出獄の手続について、社会党の参議院議員の三重野さんの方から発言があり、一週間ぐらい前にそのことにつきまして法務大臣からの答弁がございました。 ただ、私はこの前の決算委員会でも申し上げましたが、これは三重野さんの質問があるより一週間ぐらい前にかなり全国的に広がったうわさであります。
それは、昨日でしたか、参議院の予算委員会で法務大臣が御答弁になりました、いわゆる狭山事件と言われておる事件の石川一雄さんにかかわることでありますが、仮釈放の手続を粛々と進めている、こういう意味の答弁があったようでございます。
○正森委員 三月六日に犯行声明を出したのは、私どもの承知しているところでは革労協と名のるグループであったというように承知しておりますが、この事件は狭山事件と関係があるのではないか、こういうように言われております。といいますのは、七六年の九月に、二審判決で無期懲役を言い渡した東京高裁の寺尾判事が車で出勤途中に過激派と見られる五人組にバットで襲われて負傷するという事件が起こっております。
私どもといたしましては、狭山事件を担当していたとか金属弾が自宅に撃ち込まれたということを契機として退官したものではないのではないかというふうに考えているところでございます。
そこで、私が今苦々しく思っていることを一、二申し上げますと、私のかかわっております狭山事件、今千葉刑務所に拘禁生活を送っておりますが、三十年余りつながれておるんですね。これは例えば、すぐに言ってもわからないかもわからんけれども、身代金を取りに行ったと言われるときに履いとった地下足袋が、裁判所が出してきた証拠品の地下足袋は九文七分、本人の足は十文半。
その次に、私は埼玉県選出でありますからちょっと具体的に申し上げますが、埼玉県ではこういうふうな陪審の劇を素人がつくりまして、「狭山事件」というのをつくりまして埼玉の市町村で上演するんです。もちろん素人がやるわけでありますけれども、いろんな議事録を持ってきまして一応やるわけです。
岩尾總一郎君 局疾病対策課長 ————————————— 本日の会議に付した案件 ○理事補欠選任の件 ○国政調査に関する件 ○検察及び裁判の運営等に関する調査 (法務行政に対する基本姿勢に関する件) (出入国管理行政に関する件) (法律の現代語化問題に関する件) (司法修習制度に関する件) (ゼネコン疑惑の解明に関する件) (非嫡出子の相続問題に関する件) (狭山事件